【第30回(2018年)介護福祉士国家試験過去問解答・解説】問題45

30-045 嚥下障害がある利用者に提供する飲食物として,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 レモンジュース
2 だんご
3 プリン
4 牛乳
5 紅茶

正解:3

【解説】
嚥下障害のある人向けの食事を分類した『嚥下食ピラミッド』では、咀嚼能力に応じた食事の難易度をまとめており、嚥下食の理解にとても便利です。こちらの記事にまとめていますので、確認しておきましょう。
嚥下食、ムース食、トロミ食、ソフト食、スマイルケア食…誤嚥性肺炎予防と嚥下障害時対応の食事の種類

1=×:嚥下障害がある人はサラサラした液体を飲むとむせるおそれがあるため、この選択肢は誤りです。

2=×:だんごや餅などは噛み切ったり嚥下が難しい『普通食』に分類され、嚥下障害がある人に勧めることは不適切ですので、この選択肢は誤りです。

3=×:プリンは均質性があり、べたつき・ざらつきも少なく食べやすい『嚥下食』に分類されるため、この選択肢は正しいです。

4=×:嚥下障害がある人はサラサラした液体を飲むとむせるおそれがあります。牛乳はすこし粘度があるものの、嚥下障害の程度によっては飲むことがむずかしいため、この選択肢は誤りです。

5=×:嚥下障害がある人はサラサラした液体を飲むとむせるおそれがあるため、この選択肢は誤りです。

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