【第35回(2021年)管理栄養士国家試験過去問解答・解説】問96 応用「ストレス時(抵抗期)の生体反応」

35-096 ストレス時(抵抗期)の生体反応に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。

(1)エネルギー消費量は、低下する。
(2)たんぱく質の異化は、抑制される。
(3)脂肪の合成は、亢進する。
(4)糖新生は、抑制される。
(5)ビタミンCの需要は、増加する。

正解:5

【解説】
(1)×:ストレス時(抵抗期)ではエネルギー消費量は、増加する。
ストレス時(抵抗期)では、ストレスに抵抗しようとエネルギー消費量、とりわけ脳でのエネルギー消費量が増加します。
したがって、ストレス時(抵抗期)は、全身でエネルギー産生に傾くということになります。

(2)×:ストレス時(抵抗期)ではたんぱく質の異化は、促進される。
エネルギー産生のために、たんぱく質の異化(分解によりエネルギーを産生すること)が亢進します。

(3)×:ストレス時(抵抗期)では脂肪の合成は、抑制される。
エネルギーの蓄積よりも消費が優位となるため、脂肪の合成は抑制されます。

(4)×:ストレス時(抵抗期)では糖新生は、促進される。
エネルギー産生のために、全身や脳で利用するグルコースの産生が促進されます。

(5)○:ストレス時(抵抗期)ではビタミンCの需要は、増加する。
ストレス時には交感神経が優位となり、アドレナリンが多量に分泌されますが、アドレナリンなどのカテコールアミンの合成には、ビタミンCが必要です。


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