【第35回(2021年)管理栄養士国家試験過去問解答・解説】問93 応用「高齢期での特徴」

35-093 成人期と比較して高齢期で増加・亢進する項目である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。

(1)肺残気率
(2)腸管運動
(3)除脂肪体重
(4)細胞内液量
(5)ペプシン活性

正解:1

【解説】
(1)○:高齢期では、肺残気率が増加する。
高齢期では肺の機能が低下するため、肺の空気を吐き出す力・量=肺活量も低下します。
したがって、肺残気率(肺に残った空気の割合)は高まります。

(2)×:高齢期では、腸管運動は低下する。
高齢期では筋肉量が減少して胃平滑筋の弾力も低下するため、腸管の蠕動運動は低下します。

(3)×:高齢期では、除脂肪体重は減少する。
高齢期では筋肉量が減少するため、脂肪を除いた体重=筋肉や臓器による体重である除脂肪体重は減少します。

(4)×:高齢期では、細胞内液量は減少する。
高齢期では筋肉量が減少しますが、筋肉は細胞内液の最大の貯蔵部ですので、高齢期では細胞内液量が減少します。

(5)×:高齢期では、ペプシン活性は低下する。
高齢期では消化管粘膜の萎縮により、唾液・胃液・膵液の分泌が低下するため、胃液(胃酸)によってペプシノーゲンが活性化されることで生じるペプシンの活性は低下します。


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