【第35回(2021年)管理栄養士国家試験過去問解答・解説】問16 社会「労働衛生の3管理」

35-016 労働衛生の3管理における作業管理である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。

(1)排気装置の設置
(2)健康診断の実施
(3)衛生管理者の選任
(4)労働時間の制限
(5)労働衛生教育の実施

正解:4

【解説】
(1)×:排気装置の設置は、労働衛生の3管理における作業環境管理に当たる。
労働者の身体に悪影響を及ぼす原因を把握して、健康に働くために作業環境に対して必要な措置を講じることを作業環境管理といいます。適正な明るさや気温の確保、空気清浄機の整備などが作業環境管理に当たります。

(2)×:健康診断の実施は、労働衛生の3管理における健康管理に当たる。
労働者の心身の異常の早期発見や健康状態の悪化防止のため、従業員の健康状態を定期的にチェックすることを健康管理といいます。健康診断や特殊健康診断などや、健診に基づいた保健指導や労務管理などが健康管理に当たります。

(3)×:衛生管理者の選任は、労働衛生の3管理における作業環境管理に当たる。

(4)○:労働時間の制限は、労働衛生の3管理における作業管理に当たる。
労働者の作業自体に対して必要な措置を講じることを作業管理といいます。

(5)×:労働衛生教育の実施は、労働衛生の3管理に含まれず、労働衛生教育として労働衛生の5管理に含まれる。

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